2014.06.15 Sunday

55歳からのハローライフ/感想

久しぶりにドラマの感想です。

長谷川さん、久しぶりのNHKということで、
55歳からのハローライフを見ました。

初めは
定年退職後のおしゃれな物語?ちょっと苦手・・・なんて思いましたが、
リリーさん、戸田さん、長谷川さんが出ているドラマ、
まして、土曜ドラマでそんな「トレンディドラマ」になるはずもなく、
案の定、深い内容のドラマでした。

奇をてらわず、ねらいすぎず、説明しすぎず、
少しずつ、核心に迫っていく構成は、好感が持てます。
近頃は、「どうだ、作っている俺たちすごいだろう」感が感じられる、
そういうドラマが多いなと思っていて、
もっと違った趣のドラマを見たいと思っていました。

淡々と物語はすすんでいきます。
だんだん主人公が普通の精神状態でなくなっていく過程が
丁寧に描かれていました。
大げさに泣き叫んだり、
家庭内暴力を振るうわけでもなく、
新聞を破りながらもどう自分を表現したらいいのかわからない
主人公の苦しさが伝わってきました。

そして、それを見守ってきた妻の苦しみも、
最後にコーヒーをもらって泣き出すところに凝縮されているように
感じられ、見ごたえのあるドラマでした。

長谷川さんの心療内科医役もぴったりで、
というか、
長谷川さんはどんな役でもぴったりにしてしまうのですよね。
長谷川博己を消してしまって、その役になってしまう。

MOZUの東とは対極にある心療内科医役を何の違和感も無く、
演じてしまうというか、その役になってしまいます。
特に、リリーさんが林の中を歩くシーンに重なる長谷川さんの語りは、
心癒される声のトーンと口調で、
こんな心療内科医がいたら、どんなにいいだろうと思いました。

八重の桜の尚之助を髣髴とさせる心療内科医、
そう言えば、リリーさんの娘は、八重の桜の二葉でした。
演出は加藤拓さん。
道理で、八重の桜の匂いがすると思いました。

ドラマの展開とは別に、私が今回すばらしいと思ったのは、
セットや小道具や色彩のセンスの良さです。

セットの小道具の一つ一つをおろそかにしないこだわりは、
ドラマに厚みを持たせます。
ベッドカバー一つとっても、選び抜いてこのカバーにしたのだろうと
思われる色合いや素材感でした。
台詞はありませんが、セットや小道具は出演者と同じ重みを持ちます。

さらに色彩の美しさがすばらしいです。
それについては、画像をUPしながらお話します。





ドラマの終盤、主人公がキャンピングカーに向かって走るシーンと
心療内科を受診するときのシーンです。
どちらも白を基調とした色調になっています。






こちらは心療内科医と話すシーンです。
2枚ともやはり白を基調としています。

この4枚の画像は色を多用していません。
白を基調として、そこに大地の緑と、診察室の観葉植物の緑、
登場人物もグレーのパーカーやキャメルのジャケット、
心療内科医の後ろに少しだけブルーが見えます。

リアル感をあえて消して、
この診察室自体が現実と幻想との境界線にあって、
患者を現実の世界に導く橋渡しをしているように感じられます。

私はこの色調がとてもすきです。
セット(背景)・出演者の服の色・刺し色としての小道具の色、
すべてがセンスよく、ドラマの無言の出演者となっていると思います。
美術担当の矜持を感じました。


こうしてみると、
やっぱりNHKだなと思ってしまいます。
ディテールをおろそかにしないということは、
時間と予算をかけるということでもあると思います。
民放にはなかなかできないことかもしれません。
こういう質の高いドラマを作ってくれるなら、
受信料も気持ちよく納めようという気持ちになります。

       

2013.06.20 Thursday

三郎は自分のところに帰ったということ?

「雲の階段」最終回の感想を少し。

(ロケ情報から)院長が何かするのだろうなと思っていました。
現れたときに、
「これは、きっと、刺すな」と思いました。

そのまま、三郎が死んでしまって、
明子は、彼が乗ってくるはずの船を待つというラストだったら、
なんかつまんないなと思っていたら、
な、なんと、どこか海外の島らしきところに三郎がいて、
医師をやっているらしいというラスト。

人間の業というものは、そういうものなのかも。

金儲けや地位や名誉や、そういうものに執着している人は、
何かをきっかけにそこから抜け出せるかもしれないけど、
たとえ、かっこつきの「善」であっても、
それを成すことで充実感や自分の存在感を味わってしまった人は、
そこから抜け出せないということなのかなと思いました。

三郎は結局自分のところに帰ったんだと。
誰のところにでもない、自分のところに帰ったんだなと、
そう思いました。

「善」を成すことで得られる快感を捨てることはできないんだろうな。

原発事故後、そういう人たちをたくさん見てきました。
たとえかっこつきであっても、
「善」をなすことによって得られる快感は強力なのです。

私は、第三話まではとてもいいドラマだと思って見ていました。
島での三郎の心象が丁寧に描かれていて、
長谷川さんの演技力がまた発掘されたなと思いました。
でも、
東京に舞台が移ってからは、
正直言って、別のドラマになったなと感じました。

きっと、スケジュールもきつかったのでしょう。

脚本やディテールがずいぶんと雑になったなと思いました。
俳優さんは力のある方ばかりだし、
もう少し時間をかけて作られていたらと残念です。

睡眠時間が1〜2時間と、長谷川さんが言っていたので、
大河との同時撮影は相当に大変だったことと思います。
体調を崩すことなく、クランクアップできて、
本当によかったと思いました。

次回作のオファーがたぶんあるでしょうから、
今度はどんな作品に出演されるか、
楽しみにしていたいと思います。

できれば、
NHKBS時代劇を希望☆
「陽炎の辻」のような、じっくり味わえるドラマにぜひ!

*****

小さな声で・・・

もう少しいい脚本だったらよかったのにと思う。
視聴率を避けては通れないことはわかっているけど、
俳優さんがかわいそうだなと思ってしまった。
工事の様子もミニチュアだとわかるし、
どう見ても法廷には見えないセット。

予算やらスケジュールやら、
その世界を知らない人間にはわからないしばりがあるとは思いますが、
どんなに俳優さんが熱演しても、
どこかの会議室にパイプ椅子を並べて法廷らしくしたのね、
と思ったら、俳優さんが気の毒で、感情移入ができませんでした。

脚本家も自分が書きたいようには書けないのかもしれませんね。
視聴率を意識した展開にしなければならないのでしょう。

出だしは期待度が高かったのに、
4話以降、だんだん残念度が増してきて、
ドラマ全体を楽しむよりも、
長谷川さんを見るために見ている状態になってしまったことが、
私としては残念でした。

                     

2013.06.19 Wednesday

三郎はどこに帰るんだろう?

              

              今夜は「雲の階段」の最終回。

              三郎はどうなるんだろう?
              どこに帰るんだろう?

              あと4時間で始まる。
              緊張!

              長谷川さん、
              キャスト、スタッフのみなさん、
              ハラハラ・ドキドキをありがとう。

              視聴率も二桁になるといいな♪

              
2013.06.18 Tuesday

僕も大きくなりました

   


僕も大きくなりました。
歯もはえそろいましたよ。ニッ!

このちっこい指も、
今では長〜くて細い〜♪と、み〜んなに言われるようになりました。ハハハッ




明日は「雲の階段」も最終回。

みんな、見てねーーー!

     
2013.06.11 Tuesday

三郎もびっくり じぇじぇじぇ!




今年の流行語大賞にノミネートされるかもしれませんね、

じぇじぇじぇ

三郎にも言ってもらいました。

明日の雲の階段は、見ごたえのある回の予感がします。
三郎に尚之助が降りてくるんじゃ・・・と思ってます。